今日は企業家育成コースのレッスンでした。
「予期せぬ成功」「unexpected success」から学ぶがテーマでした。
レッスンの中で「新たなマーケットを創る」、いわゆる「ブルーオーシャン戦略」について英語で話をしました。
新たなマーケットを創る。
新たなワクワク感を創る。
何とエキサイテイングなことでしょうか。
その中で「新たな価値観」をチームで共有、社内で共有する重要さ、チャレンジについて話しました。
セブンイレブンの鈴木社長が、「コンビニ」のコンセプトを幹部に初めて説明したところ、
全員反対だったのは有名な話です。
どのようにしたら、新たな価値観を浸透させることができるか。
「秘訣は何か」について英語で問答をしました。
受講生のMさんがとても「いい話」をされました。
日高コンブは、一時、水揚がすごく減ったことがあったそうです。
ある老人が、山の植林から始めなければダメだと主張したそうです。
山の養分が海に流れて、その養分が美味しい豊かなコンブを作るそうです。
当初は、誰も耳を貸さなかったそうです。
その中でコツコツ、その老人は植林を続けたそうです。
その結果美味しい日高コンブが復活したとのことです。
このように、新たな「価値観」も伝えていくことができます。
「伝道者」の秘訣がここにあります。
コツコツと信念を貫く。
また、この話は何と英語の学習と似ているでしょうか。
コツコツと、一見、即効性がない勉強法が実は大きな力を持ってきます。
まるで山の養分が美味しいコンブを育むように。
TOEIC(R)対策も同様。
大量の問題集を解くだけ、
コーチングで表面的なモチベーションを保つだけ、
大量の問題集を解き、単語、熟語を覚えるだけの学習は何かが足りないのではないでしょうか。
実社会で使える英語力を学ぶ過程で、
TOEIC(R)テストでいい得点を取るのが本筋ではないでしょうか。
「人生観」を英語で語る、
「日本のリーダーシップ」について英語で語る、
「家族」について英語で語ることができる英語力が必要ではないでしょうか。
表面的な点数至上主義は、昔の受験英語と同じです。
また、TOEIC受験スクールで流行っている「英語脳」はいかがでしょうか。
たんに、「英語で直接理解することができるようになる」練習だけでは何かが足りないのではないでしょうか。
モリイングリッシュで英語で考えるとは、
英語で「内容のあることを考え、建設的な意見が言える」ことを意味します。
また、このような「コンブ作り」の地道で堅実な育成方法は、人生にもあてはまるかもしれません。
大きな志をお持ちになり、
子供のころの「夢」を思い出し、
コツコツと、コンブを育てるように、
皆様が着実に、堅実に、
益々ご発展なさることをお祈り申し上げます。