こんにちは。モリイングリッシュアカデミー、学院長の森裕伸です。
一部の企業では英語を公用語と定めたり、TOEICテストのスコアが700点越えしないと昇格できないなどのルールを公表したりしています。ますますビジネスパーソンにとって、英語力は不可欠のものとなってきました。
巷には、「英語力を身につけてグローバルで活躍できるビジネスリーダーになる」という言葉が溢れています。
果たして英語力さえ身につければ、TOEIC® テストのスコアがアップしさえすれば、グローバルで通用する人材になれるのでしょうか。
英語を武器にビジネス上で表面的なおつきあいができても、世界情勢や政治経済についての興味や関心事を自分の言葉を持ち、海外の取引先との会食時などにさりげなく本質的な話をすることができる人はまだまだ少ないのではないでしょうか。
当校、モリイングリッシュアカデミーでは英語力アップを通じて国際人として真に求められるフィロソフィとそれを身につけるために必要な感性を培う授業を理想としています。
みなさんはノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)という言葉をご存じでしょう。直訳すると「高貴さは義務を強制する」を意味し、社会的地位や恵まれたポジションにある人ほど責任が伴うことを指します。それはときに貴族における自発的な無私の行動であったり、「命を張って民を守る」騎士道における聖なる真心であったりしますが、その核心を現在のビジネスリーダーに置き換えると、目先の利害にとらわれない尊い志をもったリーダーと言えるのではないでしょうか。
たとえば、現在のウクライナの状況や香港の情勢を「正義」の観点から「私はこう思う」とあなたは自分の言葉で語れますか?
かつて近代日本の礎を創った幕末の志士達たちもまた「世の中をよくしたい」「世界を変えたい」という思いをもって、熱く語っていたはずです。同志たちがひとつ場所に集まり、触発されることでさらなる相乗効果を生んでいく。
結果、明治維新、近代日本の誕生につながりました。
当時、彼らが蘭学を学んだ寺子屋塾はエキサイティングでクリエイティブな場であったと想像します。
モリイングリッシュアカデミーはいわば、そのような「寺子屋塾」のモダンスタイル。
社内外のプレゼンテーション力、交渉力、Eメール、レポート作成力など実務に必要な英語力の向上だけでなく、異なる文化のメンバーの中で通用するチーム構築力、ブレスト発想力、情報発信力、インテリジェンス収集力、成功交渉力といったグローバルビレッジでの感性を高めていく英語塾です。
ドラッカーやスティーブ・ジョブズの自伝やビジネス書などユニークでオリジナルな教材を使いながら、授業のレポート提出、課題論文、アーティクル、ディスカッション、質疑応答、授業外のサロン、パーティーなどを通じてともに触発し、成長してゆける、クリエイティブな場であることが自慢です。
英語教育を通じて、志の高いグローバルリーダーを育むこと。
これが私の使命であり、喜びです。
未来の輝けるリーダーと教室でお会いできることを楽しみしています。