前回に続き、なぜTOEIC®テストで900点もあるのに、
ビジネス、プライベートシーンで英語が使えない人が多いのかを考えてみましょう。
1.四択問題を中心に学習した結果、
正解を選ぶことはできるけれど、自ら文章を丸ごと正しく書くことが困難である。
結果、いざ使うときに間違った英語でコミニケーション(スピーキング、英文メール)することになる。
2.ビジネス、プライベートのおつきあいで英語で会話をすることがあるが、
相手が「気を使って、自分の英語力に話題、レベルを合わせてくれる。」
相手が「合わせてくれている」ことがわからないので、
自分としては、いつも「何とかなっている」と思ってしまう。
本当は、「間違ったヘンな英語」であるが、相手が行間を読んでくれて会話が進行する。
「何とかなっている」と思っているので努力しない。
結果、「本物の英語力」が身につかない。
3.たとえば、チームビルデイングなど、
本格的に英語を仕事で使った経験があまりない。
結果的に、資格試験以外、目標設定ができていない。ほかの目標がイメージできていない。
解決方法
1.現在の自分の本当の英語力を知ることが最初のステップです。
資格試験の点数だけではなく、ビジネス、プライベートのシーンで
ネイテイブスピーカーと対等に意見交換できるレベルを想定した英語力診断です。
当校では、無料で上記の英語力診断をおこなっています。
英語だけに限りませんが、目標設定がとても大切です。
人は抱ける夢は実現できると言われています。
2.グローバルシーンで活躍するために必要な教養を英語、日本語で身につけることが大切です。
政治、経済、経営、異文化コミニケーション、哲学など重要な分野がいくつかあります。
共通の話題があればあるほど、会話がはずみます。
また、議論を通してコミニケーションするのが欧米流。
議論するためには、土台が必要です。
そのための教養が必要となります。
内容のあるコミニケーションを通して、自ずと新たな目標が見えてくるはずです。